
サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会に向け、動向が注目されているイラン・サッカー連盟の関係者と国際サッカー連盟(FIFA)の会談が20日、スイスのチューリヒで行われる見通しとなった。6日、ロイター通信が報じた。
この会談は、来年のW杯本大会へのイランの参加可否をめぐる重要な協議になるとみられる。米国とイランの間では軍事的緊張が続いており、政治情勢がスポーツイベントに影響を及ぼす可能性が指摘されている。
イラン連盟は4月末にカナダ・バンクーバーで開かれたFIFA総会を唯一、欠席した。出席を見送った理由について、イラン側は正式な説明を行っていないが、米国との関係悪化が背景にあると推測されている。
イラン連盟のタジ会長は国営放送で「われわれはW杯に行くつもりだ。主催するのはFIFAであり、トランプ大統領でも米国でもない」と述べ、大会参加への強い決意を示した。発言はイラン国内で支持を集めている。
今後の焦点は、FIFAが政治的問題と切り離してイランの参加を認めるかどうかにある。20日の会談の結果次第では、W杯を前にした国際社会の反応にも注目が集まる。